社会における「まじめな人」について、元2ちゃんねる管理人のひろゆきさんが自身のYouTube配信内で見解を述べています。
「まじめな人って好かれるんですよ」
と、ひろゆきさん。しかし、その裏にはこんな理由があるといいます。
「たとえば、サービス残業をしてくれる人ってまじめな人なんですよね。退勤時間を過ぎても仕事をやってくれるし好かれるんですよ。でもそれって、好かれているのは便利だからなんですよ」
続けてひろゆきさんは、こんな事実を明かします。
「人って、まじめじゃないほうが愛されるんですよ」
「これって、あまり世のなかの人は言わないと思うんですけど…。なぜなら、会社や経営者からするとまじめな社員のほうが便利なので。サービス残業もしてくれるし、遅刻もしないし…」
「要は、不まじめな人って信用できないじゃないですか。なので、まじめな人ほど重宝されるように見えるんですよ」
「でも、会社を見渡すと『まじめじゃない人』のほうが出世してたりするんですよね」
ひろゆきさん曰く、「遅刻はするが優秀」といった人が出世しがちだといい、まじめな人は「愛されない」のだとか…。
加えて、「学校とまじめの関係」について話すひろゆきさん。
「学校の先生って40人の子供を見るから、時間をまもって、無駄口もたたかず、宿題をちゃんとやる子のほうが便利なので、まじめな子を褒めるんですよ」
「それは、自分にとって便利だからなんですよ」
「じゃあ、遅刻もしないし、まじめに宿題をしてて、無駄口もたたかない子がクラスで人気者になるか、というとそうでもなくて、人気者になる子って、おもしろいとかカワイイとか、まじめではない要素なんですよ」
「なので、学校とか会社は『まじめは価値がある』と誤解をさせて、『まじめが要求されるような空気感』を作っているんですけど、実際にはまじめって愛されないんですよ…(笑)」
ひろゆきさんは少し噛みしめるようにしながら、こう話します。
「まじめを維持するのって、すごい大変だと思うんですよ。すごい苦労をしてまじめというブランドを維持し続けるんですけど、そこまで維持しても、まじめってあんまり報われないんですよね…」
「なので、まじめであることが本当に重要なのかというと、僕はそうではないと思うんですよね」
ただ、自身の目標に向かって努力をするのは問題ない、とひろゆきさん。
「自分がやりたいことに対して真摯に努力をするのは重要だと思うんですよ。でも、努力をすることと、まじめであることって違うんですよね」
そしてひろゆきさんは視聴者らに向け、こう呼びかけます。
「学校の先生や会社の偉い人とかは、まじめであることを皆さんに要求すると思うんですよ。で、それを真に受けてやっても、あまりリターンは多くないと思うんですよね」
「ただ、世間は『まじめなほうがいいよ』って絶対に言ってくると思うので…」
最後にひろゆきさんは、こう付け加えます。
「この話を真に受けて失敗したとしても、僕のせいだと思わないでください(笑)」
あなたはまじめなタイプ…?それとも…!?
※上の動画は、ひろゆきさんの公式YouTube動画を第三者が許可を得て編集したものです。
ひろゆきさんの公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UC0yQ2h4gQXmVUFWZSqlMVOA